コ ル ド バ Slide show
 人口約32万人、グアダルキビール川の中央に位置する町である。グアダルキビールとはアラブ語で「大いなる川」という意味で、その水で潤った土地からは穀物、綿花、ぶどう、オリーブ等が産出される。ローマ時代より繁栄した地方であったが、711年イスラム教徒に支配され、10世紀イスラム教カリフ王国の時代にその最盛期を迎えた。13世紀以降はキリスト教徒に支配され現在に至っている。メスキータ 花の小径 スペイン新幹線 07.12.22
 
 メスキータ(イスラム寺院)は8世紀に建築が始まり、サウジアラビア・メッカのカーバ寺院に次ぐ程までに増築が続けられた。その後キリスト教徒に支配され、その中央部はキリスト教の大聖堂に改築された。イスラム教とキリスト教がこのように堂々と共存するのは他に例が無く、中央のキリスト教大聖堂はルネッサンス風で、世界文化遺産に指定されている。
「アルミナル塔」の側にオレンジの実がなっていた。
 周囲は「高い壁」で囲まれている。
 メッカの方向を向いて祭られる、イスラム教の祭壇「ミフラーブ」があった。

 黄金の「ミフラーブ」もあった。
「円柱の森」と称される室には850本の大理石の柱が林立し、上部は赤縞模様のアーチがかかり幻想的な世界が広がっている。

 天蓋は「タイル装飾」され、銀製らしき豪華な飾りが吊ってあった。
 イスラム教時代の作品と思われる「宝物」が展示されていた。
 イスラム教とキリスト教の「宝物」が混在して展示してあった。

 キリスト教時代のと思われる「宝物」。
 新大陸からの黄金で飾られた「豪華なマリア像」。キリストはやや蔑(ないがし)ろにされている。
 マリア像の「祭壇」。これは教会らしく格調高い。
 戦いの様子を描いた「絵画」が飾ってあった。
 
 花の小径は「ユダヤ人街」にあるゼラニュームの花で飾られた路地で、通りの隙間からメスキータのアルミナル塔が覗いている。この花は夏に虫が部屋に入るのを防いでくれる
 通りの入口にも「花」が飾られている。
 通りからは「アルミナル塔」が覗いて見えた。
 道幅は2m程で「観光スポット」になっている。
 
 スペイン新幹線(AVE) スペインの誇る新幹線「アベ」は、コルドバからマドリードまで350Kmの距離を約2時間で結んでいる。
「駅構内」は空港に似ている。
「アベ」が滑るように入線してきた。
「2等車両」の乗り心地は日本と同様に快適であった。

 夕刻マドリードに到着した「アベ」の先頭車両を撮る。汚れていたがシンプルでナカナカのデザインであった。
「可愛い姉弟」を撮る。時期的なのか子供の姿が少なかった。
「女性の車掌さん」と一緒に記念撮影する。愛想は余り良くなかった。
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