ウ ル ム チ Slide show
 ウルムチは新疆(しんきょう)ウイグル自治区にあり、面積は新潟県と同じ1.2万Ku、人口は名古屋と同じ200万人で新疆最大の都市である。「海から最も遠い町」とも言われ北京から西へ4000Kmの中国西端に位置している。新疆ウイグル自治区の総面積は日本の4.4倍、人口は2000万人で大多数がイスラム教徒である。区民の半数以上が少数民族のウイグル族で言語はウイグル語と中国語の2つが公用されている。国際空港のあるウルムチは商業都市で周辺からは石炭、石油、金、銀などの鉱物資源を産出する。夏は猛暑で冬は降雪し−20℃の寒冷になる。暖房に石炭を燃やすのでスモッグが多いそうだ。砂漠地帯の辺境な宿場町を想像していたのだが天山山脈の北側にあり、その雪解け水の恩恵に浴する別天地で、中国国内とは思えない発展した都市であった。市内観光 天地 07.8.4
 
 市内観光は辺境の地と想像していたが北京を超える程の大都会である。ここはイスラム教徒の自治区でイスラム特有のスカーフを被った人が大勢歩いていた。
 夜間に空港へ到着。「中国語とウイグル語」の2つが表示されていた。言語も両方公用されている。ウイグル文字はアラビア文字に似ている。

 市内は「高層ビル」が建ち並び広い道路には沢山の車が走っていた。
 道路も良く整備されていて全くの「大都会」である。
 だが満員バスの乗客は「無表情」で明るい感じはしない。
 大きな「博物館」を見学する。有名な楼蘭の美女と称されるミイラが展示してあった。生前は小柄で中央アジア系のエキゾチックな美人らしい。

 昼食に「羊と牛のしゃぶしゃぶ」を食べたが癖の無い味であった。
「可愛い給仕さん」と記念撮影するが、余り愛想が良く無かった。漢民族はプライドが高いのだそうだ。
 高速道路で200Km(3H)離れた「灼熱の州トルファン」へ向かう。
 途中道路沿いに風力発電の「風車」があった。アジア最大、世界2位の大きさで風車数290本、発電量8500万KWを誇っている。この日は風が無くほとんど羽根が止まっていた。

 トルファンから戻って「ウルムチ市場」を観光する。周辺には新しいモスクが建っていた。

 同所にある観光塔に登ると「街並み」が一望できる。
 立体道路には車が溢れ、20階建ての「高層ビル」が建っていた。
 トルコを上回ると言われる「国際大バザール」を見学する。

 イスラム教徒の「スカーフ」が売られていた。
 モンゴルに近いためか「羊革の鞄」が売られていた。
 肉をさばく大形の「野蛮なナイフ」が沢山並んでいた。折り畳み式のスマートなナイフは無かった。
「双眼鏡や望遠鏡」を売っている店も沢山あった。ロシアの軍用品かも知れないが何を見るのだろうか。

 スカーフを被り同じ衣装を着た人が歩いていた。イスラム教徒の「少数民族」である。
 道路沿いの「屋台」で食事をしていた。
「ウルムチ空港」は国際線に相応しく立派である。
 空港内で「ジュニア体操選手」を撮影する。国際舞台を目指す明るく「可愛い笑顔」が素晴らしい。
 
 天池(てんち)は中心地から東へ120km離れた海抜2000メートルにあり日光中善寺湖に似た湖でご当地の観光客が大勢訪れていた。
 途中「少数民族の住居」があった。
 この「船着き場」から遊覧船に乗って湖を一周する。

 山の中腹に「お寺」があった。
 遠くに雪を抱いた天山山脈の主峰「ボゴダ峰(5445m)が望」まれた。
 観光客が美しい「民族衣装」をレンタルして写真撮影していた。
「僧侶」がガイドさんに記念撮影して貰っていた。湖畔のお寺に参るのだろうか。
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