アンコール遺跡群 Slide show
 アンコール遺跡群の多くは12世紀末のジャヴァルマン七世が残した仏教寺院などである。スラ・スラン タ・ブロム寺院 タ・ケウ プリヤ・カーン ニャックポアン 06.5.10
 
 スラ・スランは「沐浴池」の意味で世界最大のお風呂である。700m×299mの大きさがあり、今は貯水池代わりになっている。
「沐浴池」は湖の様に広い。頭上にはリングを付けた太陽が照り輝いていた。
 王様はこの「獅子のテラス」にある階段を降りて沐浴をした。王様の時代も今と同様さぞや暑かったのであろう。
「牛」がノンビリと草を食べていた。昔と変わらぬ光景である。牛は王様の生まれ変わりかも知れない。
 
 タ・ブロム寺院は王が母親のために建てたものである。木を取り除くと建物が倒れてしまうので、このままの状態で置くしか無いらしい。
 寺院の傷みは激しく、至る所に巨大な「ガジュマル」の木が生え、遺跡を覆い尽くしている。
 ガジュマルと欧米人を比べると、その「太さ」が良く分かる。
 ガイドさんと一緒に「記念撮影」した。
 
 タ・ケウは11世紀初頭にジャヴァルマン五世によって建てられたピラミット式寺院である。
遠くから眺めただけであったが、絵に描いたような「美観」であった。
 
 プリヤ・カーンは王の菩提寺として建てた仏教寺院である。
 正面入口には「狛(こま)犬様」が置かれている。

「地元の人」も見学に来ていた。
「ギリシャ神殿」の作りに似た建物もある。
 遺跡は「地盤沈下」の影響で壊れてる箇所が多い。
 参道にお土産の「売り子」がいたので撮らせて貰ったが何とも貧しそうであった…。
 元気そうな「子供」もいた。
 
 ニャックポアンは石の壁で囲んだ人造池で当時は水が湛えられ、それを薬として飲んでいた。日本でも法外な値段で○○に効く水を売っているから「鰯の頭も信心から」「病は気から」などの例えは古今東西変わっていない。
 外壁の周囲には浅い「洞穴」が数カ所ある。
 そこの「蛇口」から水を薬代わりに飲んでいた。
 中心には「寺院」が建っていて仏像が祭ってある。
BACK NEXT