ロリュオス遺跡 Slide show
 9世紀後半に建てられた古い寺院である。ロレイ プリアコー> バコン プラサート・プレイ・モンティ 06.5.10
 
 ロレイは9世紀期末にヤショヴァルマン1世によって建てられたヒンズー教寺院で、アンコールでは最も古い寺院遺跡のひとつである。当時の景観は人口貯水池の中に浮かぶ島のようであったが現在水は全くない。
 石段の下にはカンボジアの暑さを象徴する、真っ赤な「火炎樹」の花が咲いていた。

 境内には新しい「仏教寺院」が建っていた。
 本堂にはユーモラスな顔の「大仏様」が置かれていた。
 ロレイの「祀(ひ)堂」は正面に2つと後部に2つある。
「レンガ造り」の祀堂は四つ共崩れかけていた。
 お祭りがあるらしく、カラフルな垂れ幕状の「祭りの旗」が風になびいていた。近くにお坊さんの住居がある。

 集会所に近隣の人びとが集まり「読響」を聞いたり、寝そべったりしていた。
 お坊さんが女性に「沐浴」している。若いお坊さんが困惑した顔で下を向いて歩いていた。
 暑いので「赤ちゃん」が素っ裸で走り回っていた。
 
 プリアコーとは聖なる牛を意味する。アンコールの遺跡のなかで最も古いものであり、9世紀後半インドラヴァルマン1世が両親を奉るために建てたと言われている。
「参道」は酷く荒れ果ていた。
「祀(ひ)堂」は修復中で足場が架けてあり、観光客が見学していた。この裏側にも同じ堂が2つ建っている。
 正面の祀堂に向かって3体の「聖牛ナンディン像(シヴァ神の乗り物ヴィハーナ)」が腰を下ろしている。
 
 バコンは9世紀後半インドラヴァルマン1世がロリュオス都城の中心寺院として建てたものである。
「大規模」で観光客も多く遺跡と言うのに相応しい建造物である。
 参道には派手目な韓国人?観光客が来ていた。アンバランスな感じもするが「なかなかのスタイル」である。

 お寺で「お坊さん」が、椅子に座ってノンビリ涼んでいた。 
 上からは眺望が良く、お坊さんの座っていた青い屋根の「寺院や参道」がよく見えた。
「後ろ姿」も立派であった。
「少年」もいた。
 
 プラサート・プレイ・モンテイは9世紀後半に建てられた遺跡である。かつては環濠に囲まれた広大な寺域であったが今は失われ崩れた祀堂が3つ並んでいるだけである。
 他の観光客の姿は無く辺鄙(へんぴ)な場所にあった。「左側の祀堂」は何とか状態を保っている。

 中央は「ガレキの山」と化していた。
 右側は「辛うじて」状態を保っていた。
 近所で子供たちが大勢遊んでいた。「はにかんだ表情」がとても可愛かった。
「小学校」もあったが休み中なのか校庭に児童の姿はなかった。
 小学校で大勢の「子供たち」の歓声が聞こえる頃はカンボジアも経済的に豊かな時代になっているであろう。
BACK NEXT