女 人 堂
 女人堂は木曽の御嶽山八合目(標高2470m)にある山小屋で、その昔女性はここまでしか入山できなかったと伝えられている。御岳ロープウェイ山頂の飯森駅から約1時間半の距離にあり、黒沢口登山コースの分岐点に位置し宿泊・休憩・食事ができる。宿泊客は不要な重い荷物を預け軽装で登山が楽しめ、入浴もできるのでお勧めの山小屋である。御嶽山登山にお勧めのグッズは「金剛杖」で価格は2000円(女人堂焼印付き)である。登頂記念にはTシャツ(2500円位)がよい。
 大宮駅から新幹線あさま509号に乗って「長野駅」に到着。乗車時間は一時間半位だが満員で立ちっぱなしであった。長野も埼玉と同じに暑い。

 長野駅から特急「しなの10号」名古屋行きに乗り換える。こちらは半分以上が空席でガラガラだった。
 一時間半ほどで「木曽福島駅」に到着する。ここは標高780mなので涼しい。駅前から御岳交通の「ロープウエイ行きバス」に乗る。
 バスは一時間半ほど山道を走って「鹿の背ロープウエイ駅」に着く。

 鹿の背駅の裏庭にある「華麗な花壇」。
 少し先に「ロープウエイ乗り場」がある。
 御嶽山の「登山案内図」が立っていた。初めて登る山なので看板を見て一先ず安心。
「ロープウエイ」は6人乗りがつながって運行している。以前はスキー場だったが業績不振で2010年から冬季営業はしていない。

 15分程乗って「飯森ロープウエイ駅」に到着した。空模様が最悪…。
 駅を出てから少しの間は「木材チップ」が敷き詰められ観光客が歩き易いようになっている。

 15分登ると七合目の「行場山荘」がある。
 この頃から雨足が激しくなった。「雨具を着た女の子」が父親と共に足早に下山していた。
 一時間半近く登って「道標」があった。
「ラーメンの赤旗」を見て人家が近いのを感じ安堵する。
 1時間30分登ってヤット「女人堂に到着」。予定時間より20分も遅かった。

 女人堂の側にある「鳥居と仏像」。雨に霞んで不気味な霊気が漂っていた。
 小屋に入ると中は「広く清潔」であった。だが服は下着までビッショリ…。

「お風呂」に入れて超幸せ。スタッフは繁盛期の数日間は入浴不可らしい。
 美味しそうな「夕食のメニュー」。
 お風呂に入って夕食を済ませ「スポーツ酸素」を吸う。体調が思わしくないので高山病が心配…。
 宿泊客が少ないので「一人一部屋」で泊まれた。前日の日曜日にはトライアスロンのイベントがあり120人の宿泊客でゴッタ返していたそうだ。

 折角見晴らしのよい部屋に泊まらせてもらったのだが二日間とも「朝から大雨」であった。おまけに風もある…。 

 スタッフが「朝食」の準備をしていた。 
 ガランとした「朝食」の様子。雨天の平日なのでお客さんは少なかった。
 同じ宿泊客の家族と「記念写真」を撮った。登山する子供は「みんな女の子」で男の子はいない。

 下山途中に女人堂へ立ち寄った「行者姿の登山者」。雨具を着替えていたが全身ずぶ濡れ…。
「女人堂の正面」。
 女人堂の女性スタッフ「Mさん」。お料理上手で山小屋が休業中はタイで暮らしている。

 清潔な「洗面所」。
 清掃中のスタッフ「Y子さん」。
「金剛杖」にスタッフが「焼印」をしている。
 黄色いシャツの女人堂の主人。別名「大将」。
「女人堂スタッフ一同」の食事風景。
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