高 雄 Slide show
 高雄市(たかおし)は台北に次ぐ第二の都市で台湾最大の貿易港、高雄港がある。石油の大部分がこの港から輸入され同国の重工業を支えている。市内観光 澄清湖 蓮池潭・龍虎塔 寿山公園
 
 市内観光 街の様子
 橋の上にバイクが「整列駐車」してあった。取り締まりが強化された結果らしいが、規範意識の高さを感じる。自転車は余り見かけないが子供用のに大人が乗って走っていた。
 台湾ブランドの乗用車「ラクスジェン」のショールームがあった。2009年に初生産されエンジンを自主開発し2200ccで価格は250万円位だそうだ。車名はレクサスを意識したらしい。

 若者が大勢バイクで走り回っていた。台北以外は電車バスなどの交通機関が少ないので「若者の一人に一台」はバイクを持っているそうだ。
 夜もバイクが走り回っていたが、多くは「通勤通学」のためで、日本のように夜中に大きな音をたてて走り回るアホな暴走族ではない。

 澄清湖、龍虎塔を周って、昨夜はこの「ビジネスホテル?」に宿泊した。
「早朝の高雄」市街は静かであった。
「愛河」に架かる「高雄橋」を渡ってから寿山公園に向かう。
 朝の「通勤時間帯」からバイクの混雑が始まる。道路に路線バスの姿は無かった。
「高雄港」の看板が架かった門が見えた。ここは「コンテナ港」なので倉庫は無く積み降ろしが終わると船や鉄道で配送される。

 愛河岸から見た「中正橋」。この1Km先に高雄港がある。
 中正橋から眺める「愛河」は豊かな清水が流れていた。とても台湾の風景とは思えない。
 愛河に架かる「中正橋」で「バイクの若者」と「チャリンコのオジサン」が競争していた。

 愛河の川岸にある「半龍半鯉の像」。竜門を登りきった鯉が龍に変わる伝説から「登竜門」の由来を表現しているらしい。
 デパートの通りを「犬」が歩いていた。台湾もペットブームで放し飼いは禁止されているが、守られず野犬も多いそうだ。
「高雄市政府検察局」と書かれた立派な建物があった。台湾は日本の三権分立制とは異なり「五院分立」制である。
 
 澄清湖(ちょうせいこ)は一キロ平方メートルの人口湖で高雄で一番大きな湖である。中国杭州の西湖に似ていることから、台湾の西湖とも言われている。グーグルマップ 高雄市鳥松区大碑路32号。
「曲橋釣月」の大きな看板があるが九曲橋の別名である。
「九曲橋の立て札」で記念撮影する。この橋の長さは200mほどで9カ所の曲がり角がある。

 九ヶ所の曲がりは魔除けの「おまじない」らしい。遠くに高層マンションが見えた。
 高雄随一の五つ星ホテル「高雄圓山大飯店」はこの池の湖畔にある。
 湖畔に建つ「高層マンション」。ここにはかって蒋介石の別荘があった。
 公営の養蜂場があり「蜂蜜を即売」していた。
 
 蓮池潭(れんちたん)・龍虎塔はテーマパークで歴史的な謂(いわ)れはない。グーグルマップ 高雄市左営区蓮潭路
「蓮池潭の看板」の後方に竜虎塔が立っている。
「龍の口」から入って「虎の口」から出ると、これまでの悪行が清められるそうだ。
 悪行を浄化したので「記念撮影」した。
 
 寿山公園(じゅさんこうえん)の高台には忠烈祠があり国民革命の烈士たちの霊が奉られている。グーグルマップ 高雄市鼓山区万寿路299号
「寿山公園の鳥居」を通って忠烈祠に向かう。
 駐車場でバスを降り「階段」を上る。
 高台に「忠烈祠」の鳥居があり、その奥に建物がある。国民革命とは清朝末期の孫文による革命運動を示す。

 高台には「足裏マッサージの歩道」があるので靴を脱いで歩くと疲れがとれる。

 行きは歩けたが帰りは痛くて「歩けない」。
 高台からは「高雄港」が一望できる。
「貨物船」が停泊していた。この港は日本統治時代に連合国の爆撃を受けた。
「高雄市内」も一望できる。一番高い建物は「高雄85プラザビル」。
「高雄85プラザビル」は高さ378mの超高層ビルで、台北101ビルができるまでは台湾一の高さを誇っていた。
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