ライプツィヒ Slide show
 バッハ、シューマン、ワーグナーの大作曲家が活躍した文化都市で、旧東ドイツ地域ではベルリンについで2番目に大きく東西ドイツ統一住民運動の発祥地である。クリスマス休暇中で人影がなく寂れた感じのする街であった。春と秋には国際見本市が開かれ世界中から多くの人々が訪れる。
 聖トーマス教会の「正面入口」。ヨハン・セバスチャン・バッハが1723年から27年間この教会でカントル(合唱団の指揮者)を務めていた。
 聖トーマス教会の広場に立つ「バッハの像」。その貧しい生活振りを示すように上着の左ポケットは中身が外に出ている。彼は1750年に当地で65才の生涯を終え、その棺は教会内の主祭壇前に安置されている。

 北側から見たゴシック様式の「聖トーマス教会」の全景。バッハ像は南側の広場に立っている。
 聖トーマス教会北側の向かいに建っている「コメルツ銀行」。元百貨店だったので金色の装飾が成されている。

「銀行脇の通り」に人姿は無く教会塔と銀行の金色が見えた。
 ドイツで最も古いカフェ「カフェ・バウム」はバッハ、シューマン、ワーグナーが常連客として通った店である。
 ご当地で有名なレストラン「ガストハウス・バーテルス・ホーフ」にある抜け道(パサージュ)。ホーフは中庭と言う意味である。
 パサージュを抜けると「レトロな建物と看板」があった。
 ルネッサンス様式の「旧市庁舎」の中は市立博物館になっている。その前にあるマルクト広場は毎日「市場」が開かれるがクリスマスなので閉まっていた。

 旧市庁舎裏手のナッシュ広場にある「旧証券取引所」はコンサートや会合に使われている。
 旧証券取引所の前に文学者「ゲーテの像」が立っている。彼はライプツィヒ大学で法律を学んだが、恋に破れ結核に罹り故郷のフランクフルトに戻った。台座にそれにまつわる二人の女性の浮き彫りがある。
「ライプツィヒ中央駅」は1915年に開業しヨーロッパ最大の広さで毎日15万人の利用客がある。駅前に人影が無いからドイツ人は全員クリスマス休暇中なのであろう。羨(うらや)ましい限りである。
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