広島・原爆ドーム Slide show
 原爆ドームは「二度と同じような悲劇が起こらないように」との戒めや願いをこめて、アウシュヴィッツと同様に負の世界遺産としてユネスコ世界遺産に登録されている。一部の市民からは「見るたびに原爆投下時の惨事を思い出すので、取り壊してほしい」という意見があったが、1960年に被爆による放射線障害で亡くなった1人の女子高校生が記した「あの痛々しい産業奨励館だけが、いつまでも、おそるべき原爆のことを後世に訴えかけてくれるだろう」の日記から永久保存することになった。原爆投下を肯定的に捉(とら)えるアメリカ合衆国は原爆ドームの登録に強く反対した。09.11.16
 原爆ドームの見学はJR広島駅から広島電鉄の「路面電車」に乗り原爆ドーム前で下車する。
 原爆ドームの前に「石碑」が置かれ、昭和20年8月6日に史上はじめての原爆が投下され20万人が亡くなったと記されている。

 大田川の対岸から見た「原爆ドーム」。
 被爆前の原爆ドームは「広島県産業奨励館」呼ばれていた。案内板に当時の写真が掲示されている。
「原爆死没者慰霊碑」の中に「安らかに眠って下さい 過ちは繰り返しませぬから」との碑文が置かれている。
 広島平和記念資料館から見た「平和記念公園」の景観。
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