小 倉 北 区 Slide show
 福岡県北九州市小倉北区は北九州市の中心地で小倉駅や市役所が置かれ、岩下俊作の小説「無法松の一生」(昭和14年)の舞台となった町である。室町時代の中期頃に石炭が発見され、江戸時代には小倉藩と福岡藩が炭鉱の開発を進めた。明治34年創業の八幡製鐵所と共に筑豊炭鉱の町として大いに栄えたが、第二次大戦中の濫掘や設備酷使で炭鉱の疲弊が進み1976年(昭和51年)に閉山した。09.11.14
「羽田」は国内線空港だが、成田国際線空港に匹敵する拡張工事が進んでいる。
「羽田空港」から北九州空港への定期便「スターフライヤー」の旅客機。
 北九州市の「北九州空港」ターミナルビル正面の様子。ここから高速バスで35分の小倉に向かう。

 現在の「小倉駅舎」は平成10年に建設された。モノレールは小倉南区の志井駅まで連絡している。
「紫川」の景観を生かし街の再開発が行われている。
 小倉城は戦国末期に中国地方の毛利氏が現在の地に城を築いたが、関ヶ原合戦で功労した細川忠興の居城となった。その後1886年の長州征伐で小倉藩は長州藩に敗退し消失した。昭和34年に天守が外観復興された。

「天守閣」には展望用のガラス窓がある。風格ある城だが鉄筋コンクリート構造の為か、文化財には指定されていない。
 城内にある「八坂神社」は昭和九年に近隣の町から遷(うつ)された。無法松の一生に登場する小倉祇園太鼓はこの神社の例大祭で打ち鳴らされる。
 城内にある狐を祭った「稲荷神社」。本来は穀物や農業の神だが、現在は企業の守り神として信仰を集めビルの屋上などにも祭られている。
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