ロンドン(1) Slide show
 首都ロンドンは面積、人口共に東京と粗(ほぼ)同じであるが、物価の高さは東京を上回っている。世界の政治・経済・文化の中心地で、ニューヨーク、パリ、東京とならぶ世界四大都市のひとつである。金融市場はニューヨーク、東京と並び世界三大市場の一つとされる。ヨーロッパにおける有数の歴史ある都市であり、中心部をテムズ川が西から東に流れ、中世および近世に建設された建造物が数多く残っている。イギリスは日本と異なり性別を問わず第一子が王位継承者で、現在はエリザベス女王が即位しているが、次の王はチャールズ皇太子である。しかし、イングランド国教会にはその首長たる国王が離婚経験者と結婚する事を認めない規定があるので、離婚歴のあるカミラと再婚したチャールズよりも、亡きダイアナとの間に生まれた長男ウィリアム方が望ましいという声もある。イギリスには建国記念日が無く、初代イギリス王はジョージ1世(在位1714‐27年)で王室の歴史は300年しかなく2000年の歴史を有する日本の皇室とイギリス王室のお世継ぎ問題は比較の対照にならない。市内には高層ビルは建っているが歴史的建造物の景観は損なわなれていない。東京都心の街並みとは明らかに異なっているが地震大国の日本には歴史的建物が少ないから一様には比べられない。08.8.9
 パリから3時間、午後5時にロンドンの「セントパンクラス・インターナショナル駅」に到着しホテルに向かう。
「ユーロスター」を下車し先頭車両まで走って行き撮影した。超音速旅客機コンコルドをイメージしていたのだが、意外に平凡なスタイルであった。

「ユダヤ教?」の服を着た人も下車していた。
 ホテルの朝食風景。毎度のバイキング料理だが味音痴なので、これが一番食べ易く美味しい。何処かのご婦人も「頬張って」食べていた。

「ガーキン」と呼ばれるスイス再保険会社が所有するタワーで、高さは180メートルある。
「ビッグ・ベン」は英国国会議事堂に付属する時計塔の大時鐘の愛称である。高さは95mあり、鐘が15分ごとに鳴る。
「ホースガーズ」騎兵隊の厩舎(きゅうしゃ)。観光客が大勢見物していた。
 乗馬姿の「衛兵」が身動きしないで立っていた。馬の調教良さに感心する。
「ロンドン自然史博物館」生物学者チャールズ・ダーウィンやキャプテン・クック船長たちが収集した標本などを所蔵している。世界有数な生命科学・地球科学コレクションの収蔵施設である。

 ビックベンの近くにある「ウエストミンスター寺院」西正面。イギリス国教会の教会と、聖ペテロ修道教会を兼ねている。
「ウエストミンスター寺院」北正面。王室の冠婚葬祭行事はここで行われる。故ダイアナ妃の葬儀もここで行われた。
「凱旋門」ワーテルローの戦いでナポレオン1世に勝利した、ウェリントン卿を讃えて造られた。イギリスの軍隊は余程強かったのか、敗戦話は聞かれない。

「トラファルガー広場」ナショナル・ギャラリーのある広場。
「ナショナル・ギャラリー」トラファルガー広場に面しイタリア・ルネサンス、オランダ絵画など、充実したコレクションで知られる美術館である。

「セントマーティンズ教会」トラファルガー広場に面した古典様式の教会。
「ネルソン提督像の塔」トラファルガー広場に立っている。彼はナポレオン戦争で活躍したイギリス海軍提督である。

 日本でも見かけるコーヒー店の前を「地元の人」が歩いていた。
「リリー・ホワイツ」のスポーツ用品店。あらゆるスポーツのユニフォームやスポーツ用品を販売している。
「中華街の入口」中は横浜中華街より小規模らしい。
「ダブル・デッカー」二階建てのバス。普通のバスは見かけなかったが運行している。

 遠くにビックベンが見える「交差点」。
「ロンドンタクシー」英国タクシーの名称及び商標であり、他の主要都市でも走っている。黒塗装のものが多いので「Black Cab」が通称となっている。

 ロンドンの「地下鉄車両」はカラフルであった。
「車内」は日本より幅が狭いように感じた。
「The02」は黄色いマストにケーブルで吊られた「世界最大ドーム」の名称である。2012年のロンドン五輪の会場として使われた後、スポーツアリーナとなる。周囲には高層ビルが建っていて横浜と同じ様な風景であった。
 ロンドン「ヒースロー空港」の待合室。アジア系の人は少なかった。
「学生さん」らしき人たちがお別れに手を振ってくれた。駆け足で回ったが、フランスに比べ移民と思われる人の姿は少なかった。
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