パ リ(1) Slide show
 フランスの首都パリの面積は東京23区の1/6(山の手線内側)、人口は1/5である。高級ブランドに代表されるファッション産業が栄え、歴史的な建造物や著名な美術品も残り「芸術の都」「花の都」などと呼ばれ世界屈指の観光都市となっている。観光中の市内に白人のフランス人らしき姿は無く、黒人やイスラム系の人々ばかりだった。パリジャン 、パリジェンヌは別の保養地で豪華にバカンスシーズンを楽しんでいるのだろう。08.8.9
 連日30℃を超える猛暑の日本から12時間掛けて「ロンドン空港」に到着、小雨模様で20℃と涼しく快適あった。
 ロンドン空港のロビーにスパーカー「フェラーリ」が展示してあった。子供に大人気で記念撮影をしていた。
 古(いにしえ)の英国名車「ミニクーパー」も飾ってあったが、見物人は誰も居なかった。ロンドン空港から飛行機を乗り継いでパリに向かう。

 パリに到着。「パリ空港のレストラン」で中国人観光客が大勢夕食していた。驚いたことに若い夫婦が子供連れでパリ観光に来ている。経済大国になったのであろう。

 我々が宿泊した「Cクラスのホテル」はパリ郊外にありここに3連泊した。市内から自力で戻るのには不便であったが、それ以外は不自由しなかった。
 ホテルから「観光名所巡り」に出発する。朝食のバイキングは予想以上に美味しかった。
 パリの住人はバカンスに出払っているのか、メインの通りを外れると「閑静な佇(たたず)まい」であった。
 フランスらしい粋な形をした「列車」が沢山列んでいた。
 シテ島にある「コンシェルジュリー王宮」14世紀から牢獄として使用され、ギロチンの待合室とも呼ばれた。王妃マリー・アントワネットは、この牢獄に囚人として幽閉されていた。

 シテ島にある「最高裁判所」。左側の尖塔は「サント・シャペル教会」。
 シテ島にある「パリ警視庁」アルセーヌ・ルパン(モーリス・ルブラン作)に登場する警察である。

 ルーブル美術館横のピラミッド広場にある「黄金のジャンヌダルク像」。
「ガルニエ・オペラ座」はルーブル美術館の近くにあり、オペラ座の怪人(ルルー原作)はこの歌劇場が舞台になっている。

「パンテオン」はローマのと似た造りで中にはフランスの偉人を祭った廟(びょう)がある。
 昼食に入った「レストラン」。各国の国旗が下がっていたが、日本のは無かった。
「欧米人観光客」らしき人が大勢食事をしていた。

 フランス名物の素朴な「クレープ」お味は忘れてしまった。
「中国人観光客」も大勢いた。
 中国人家族のメニューはフランスの高級料理「エスカルゴ(かたつむり)」であった。負け惜しみだが、不気味で食べる気はしない。

 散会して「地下鉄の入口」に向かう。階段は無くエスカレーターで下る。
 フランス語で書かれたモンマルトルへの「地下鉄表示板」。
「地下鉄の車両」は日本と大差無い。
 地下鉄に乗ってモンマルトルに向かう。「ご当地の人」がいた。
「車内」は文字が読めない以外日本と変わらない。添乗員さんが駅表示を見ているから取り合えず安心する。

 お仲間と記念撮影、お肌の色が余りにも違うが「双方日本人」である。
 地下鉄を降りて歩道に出る。親子が「ソフトクリーム」を食べていた。ここから坂を登るとモンマルトルのサクレクール寺院に着く。

 シャンゼリゼ通りからセーヌ川へ向かう。バギーカーに「可愛い幼児」が乗っていた。
 この「横断歩道」を渡るとセーヌ川の河岸に出る。
 アルマ橋の上から「セーヌ川」を眺める。川巡りの「遊覧船(バトームーシュ)」に乗客が大勢いた。遠くに「エッフェル塔」と「ドゥビリ橋」が見える。

 町中の「横断歩道」を歩行者が渡っていた。バカンスシーズンで車の交通量は少なかった。
 白人以外の人が大勢いてフランスが「多民族国家」なのが分かる。貧富の差は感じるが日本の様にダンボールを抱えたホームレスはいなかった。

 これが「パリジャン」の姿なのだろうか?。映画に登場する様なパリジェンヌには一度もお目にかかれなかった。
「二階建ての観光バス」が沢山走っていた。見晴らしが良さそうで一度乗って見たかった。
「ダイアナ妃が交通事故死したトンネル」がセーヌ川のアルマ橋側にあった。特別危険な場所でも無く、美人薄命の不運としか言い様がない。

 モンマルトルの丘近くにある「パリ北駅」の入口。ここからユーロスターに乗ってロンドンに向かう。
 北駅の「構内の様子」。余り混雑していなかった。
「ユーロスター」は既にホームに入っていた。入線の様子が撮れなくて残念…。
「車内の様子」である。座席は進行方向に関係無く中央に向けられ、入口から顔が見えない様になっている。乗り心地は日本と同様であった。
 フランス観光最後の風景。地平線まで拡がる「フランスの畑地帯」。狭い日本の耕地では食料自給率が上がらないのも無理からぬ気がした。これから英仏海峡トンネルに入る。
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