カッパドキア Slide show
 アナトリア高原の中南部250kuにわたって、風変わりな奇岩が無数に林立する地域である。これらは、古代の火山活動で形成された凝灰岩(ぎょうかいがん)が風雨の浸食を受け、岩盤の固い部分がキノコやロウソクの形をして残った物であり「妖精の煙突」と言われる。また、中世以後イスラムの迫害を受けたキリスト教徒が、地形を利用して穴居生活を送った歴史も加わっている。周辺観光 ウチヒサール ゼルベの谷 ギョレメ野外博物館 カイマクル地下都市 07.5.10
 
 周辺観光 カッパドキアはトルコきっての観光地区である。
「エルジェス山」は標高3,916mの火山で、カッパドキアに広がる奇岩の凝灰岩(ぎょうかいがん)もこの山がもたらした。
 宿泊したホテルの調理人が、朝食の「地元料理」を焼いていた。
 ホテルのトイレは「ウオシュレット便座」であった。向かって左側のバルブを捻ると便座の中にある管から水が噴出して肛門を洗浄する。温水は出ないが非常にシンプルで感心した。

 途中強面の「パトロール警官」がいた。
 土産店で帽子を買い「店員さん」と記念撮影する。
 同じく絵はがきも買って記念撮影、「トルコ青年」の明るい笑顔が素晴らしい。

「若い織子」さんのいる絨毯(じゅうたん)店に立ち寄り、即売会に参加させられる。
 数十万円もするシルク織りの「絨毯」もあった。店員の押しに根負けして、やむなく経済貢献した人もいた。

 丘の上にある「洞窟レストラン」で昼食を摂る。
「ウエイター」さんが歓待してくれた。
「メンバー」の食事中を撮らせてもらう。
 食事を終え外にでると山の彼方に「エルジェス山」の山頂が望まれた。

「トルコ石」の土産店に立ち寄る。トルコ石は魔よけの宝石で、日本で販売されているものは殆どが偽物だそうだ。一緒に写っている女性はガイドさんの…で終始ソワソワしていた。
 大挙して経済貢献したお礼に、「店員さん」が並んで見送ってくれた。
 アンカラへの途中に塩分濃度の高い「トウズー湖」がある。シルクロードを行く商人たちも、ここを眺めながらイスタンブールへ向かった。
 
 ウチヒサールとはトルコ語で「3つの要塞」と言う意味である。町の中心にある岩山の壁をくり貫いて多くの部屋や住居を造り、町全体が要塞となっている。裏側には岩を彫った鳩の巣があり、フンを採取して付近のブドウ畑の肥料としている。
 大きな一枚岩の岩山がそびえ、その前に「オルタヒサールの街」がある。

 岩山の裏側にも「住宅」が沢山建っていた。
「花の咲いた丘」からの眺め。
 岩肌をくり貫いた「住居跡」。
「麓の眺望」。
「添乗員さん」と記念撮影する。
 
ゼルベの谷は奇岩の景観で最も有名な渓谷である。
「渓谷入口」の様子。
「妖精の煙突」と呼ばれる奇岩が林立している。

 キノコやロウソクの形をした「奇岩」。
 観光客用の「歩道」が整備されている。
 渓谷周遊用の「ラクダ」がつながれていた。

 欧米人観光客が「記念撮影」していた。
 岩をくり抜いて造られた、「修道院跡」も多数ある。
 修道院跡の室内に「釜戸」らしき穴があった。
「ラクダ岩」はここから少し離れた丘の上にある。
 
 ギョレメ野外博物館は4世紀以後イスラムの迫害を逃れたキリスト教徒が、奇岩を掘って洞窟教会を造った。
「博物館の入口」。
 奇岩を掘って造った「穴の修道院や教会」が299ほどもある。内部壁面には色鮮やかなフレスコ画が描かれていた。
「欧米人観光客」が見学していた。内部の写真撮影は禁止である。
 
 カイマクル地下都市はイスラムの迫害から逃れるためキリスト教徒が造った地下都市である。この中には市役所や病院、教会等があり2万人もの人が住んでいたそうだ。
「出入り口」の様子。
 ガイドさんに案内され迷路の様な「通路」を進む。

 所々に「広い部屋」がある。
「階段」。
 大腸カメラでのぞいたような「通路」。
 換気用の「縦穴」があり洞窟内は涼しく息苦しくない。
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