ベ ル ゲ ン Slide show
 フィヨルド観光を終え、ノルウエーで2番目に大きい都市ベルゲン到着する。生憎の雨降りだったが、ここは晴天の日が少ないそうだ。海流のお陰で冬でも港が凍らず、海運の中心、物流の要衝(ようしょう)として発展した。観光地としても有名でヨーロッパ有数の客船寄港地である。ここの住人は背の高い白人ばかりで有色人種はアジア人の一名を見ただけであった。06.8.10
 広大な大自然三昧だったので、小雨に煙る「ベルゲンの街並み」は色鮮やかで美しく、正に感動的だった。
 800Kmにも及ぶ長距離を安全運転してくれた「ドライバーさん」に感謝する。ここでお別れなので記念写真を撮らせてもらったが、少しも疲れた様子が無いのにビックリ。

 翌日も雨天だったが市内観光と散策に出発。「ローセンクランツ塔」は昔の要塞跡でホーコン王の館とつながっている。
「聖マリア教会」はベルゲンで最古の建物として有名である。
「ヨハネス教会」は1897年に建造されたもので、街のシンボルになっている。
 三角屋根の建物でお馴染みの「ブリッゲン地区」は世界遺産に指定されている。

 ブリッゲン地区は13世紀に漁業で賑わった所で、正面から狭い路地を奥に入ると、古い「石造りの倉庫」が残っていた。
 当時の家屋を使った「土産店」があった。ここには各地からの商人、職工が集まり繁栄したが、ハンザ同盟(ドイツ人の華僑)が君臨し、多くの利益を独占した。

 大通りの「横断歩道」に雨にも関わらず、傘をささないで歩いている人が大勢いる。
 女学生が「古い教科書」を売っていた。みんなリサイクルの意識が高いのだそうだ。
 丈夫そうなママが、頑丈そうな「乳母車」を押していた。日本の華奢(きゃしゃ)なママと、狭い道路ではとても扱えない。
「魚市場」は日本円も使え、海産物を主に衣類、果物、何でも売っている。Tシャツを2枚買ったが、日本に比べ価格も大ぶりで3600円した。ブリッゲン地区をプリントしたTシャツが一押しのお勧め品である。

「海産物」は日本より大ぶりで美味しそうだったが土産品は限られていて、生ものは買って帰れない。
 鍋にすれば十人前位にもなりそうな「巨大アンコウ」があった。ここに肥満体の人が少ないのは、海産物を食べているからであろう。

 ケーブルカーに乗って小雨降る「フロイエン山」に登る。幸にも雨足が遠のいて、美しいベルゲンの街並みが見渡せた。
「家族連れ」の観光客も雨具を着て町を眺めていた。
 幼児が寒そうに「雨宿り」していた。こうして雨に強い大人になるのであろう。
 大勢の「幼稚園児」が反射シート付きの雨具を着てケーブルカーから下りて来た。雨具が必需品の街である。

「パトカー」はいたが、街中に警官の姿は見られなかった。
「女性ドライバー」が運転するバスが走っていた。
 ベルゲン空港からコペンハーゲンに向かう。上空から眺めるベルゲンは「水の都」であった。
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