広 州 Slide show
 広州は広東省の省都で中国南方における最も大きい商工業都市で対外貿易を行う港街である。また名高い歴史文化都市で気候は亜熱帯に属し10月~12月が観光に最適な季節である。04.10.31~11.3
 広州空港から車で「六榕寺」に直行。「境内」は線香の煙が立ちこめ大勢の参拝者が手を合わせていた。
 六榕寺にある広州で最も古い高さ約57mの仏塔「花塔」。塔に登るには内側にある階段を使うのだが、次の階へ上がる毎に低い手すりを頼りに外側の細い通路を半周しなければならない。下を眺めながら登っていたら次第に脚が震えだし最上階の8階に着くころは気分が悪くなってしまった。

 最上階からは「見晴らし」が良い。
 高層ビルや古いアパートなど「広州の街並み」が一望出来る。
 登りの時は運よく人とすれ違わなかったが、下りはすれ違いがあったので更に「恐ろしく」無事下り終えても脚の震えが暫く止まらなかった。

 カミサンは平気だったから「個人差の問題」だろう。
 ショッピングコースの「お茶屋さん」でお土産を買って「美人の店員さん」と一緒に撮らせてもらった。折角の目を閉じてしまって残念…。

「美人の現地ガイドさん」とも並んで撮った。
「陳書院」は1890年から4年をかけて広東省に多い「陳」姓の人々が一族の子弟を教育するために造った書院である。
 屋根は綺麗な「焼き物」で飾られている。
 三国志にまつわる焼き物もあったので、それについてガイドさんに尋ねたが女性の為か意味が通じなかった。

 街中に強面の「警官」が立っていた。
 夕食に立ち寄った食堂に「鳥の丸焼き」がぶら下っていた。

「夕食」は食べ切れない程沢山あった。お味はとてもよい。
 桂林観光に向かうので「広州空港」へ戻る。
「夕刻の便」で桂林に出発した。
 二日後に戻って再度広州を観光する。朝のホテル周辺道路は通勤ラッシュで「自転車」と自動車が先を争いながら走り廻っていた。
「鎮海楼」は1380年に古くから氾濫をつづけた珠江(シュコウ)を海と見立て、それを鎮めるために造られた。博物館としては1929年に創設され担当職員らしき人が各階を案内してくれた。建物は良く手入れがなされ内部は立派であった。観光コースに土産店が入っているのは何処も同じだが、博物館内で古美術品の即売をしているのには驚いた。だが身なりが貧しい為か余り勧められなくて済みホッとした。

 鎮海楼から見た「広州の街並み」。
「北京路」に敷かれたガラスの下には宗代 (960~1279 年) の道路史跡がある。
 北京路は沢山の人々が往来していた。ハルピン出身の現地美人ガイドさんと「記念撮影」。

「食品売り場」で現地の人が食品を買い求めていた。
 売り場には数多くの「中華料理」が並んでいて改めて食文化の国を実感した。
 ご当地の「一流デパート」に入ると日本と同じ位豊富な商品が並んでいて価格も大差ないのでビックリ、しかし店内は日本と違い空いている。ホテル前のビルでは国際的な商業イベントが開かれていて、皆が一かく千金を夢見ている様だった。排気ガスのスモッグがひどく、年寄り向きの地域ではないが、エネルギッシュな中国を感じさせる都市であった。
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