チチェン・イッツア Slide show
 ユカタン半島のほぼ中央にあり海沿いのカンクンから200Km離れている。チチェン・イッツァの遺跡群はマヤ文明の6〜8世紀の旧チチェン・イッツァと10〜13世紀の新チチェン・イッツァからなっている。マヤ暦によれば2012年12月に天変地異が起き人類は滅亡するとされている。2011年3月に東日本大地震があったから全く関連が無いとも思えない。それ以上にマヤ文明は「生にえ文化」発祥の地であった。
 バヤドリドから車に20分乗ると「遺跡」に着く。
 遺跡の「入り口」は博物館に似ている。
 入り口に暗い表情をした「太った係員」が立っていた。

 観光客の「オバサン」が座っていた。遺跡に関心がありそうには見えない。

 大勢並んで遺跡に「入場」する。
 入り口から遺跡までの道端に「土産店」が沢山並んでいた。
 子供が「裸足」で土産品を売っていた。
 観光客が土産品の不気味な「マスク」を眺めていた。
 マスクを「手彫り」していた。日本の般若面と同じで不気味な表情をしている。

 アステカの太陽の石など「不気味」な土産品が並んでいた。
 猟奇的な「生けにえの儀式」のレリーフもあった。神官はえぐり取った心臓を掴んで頭上に掲げるらしい。

 旧チチェン・イツァ遺跡群にある「高僧の墓」。ここでも生にえの儀式が行われていた。
 地上高12mの「カラコル(巻貝)天文台」。マヤ暦には閏年がなく1年間は20日×18ヵ月+5日=365日で表される。1年間の日数は現代天文学より0.0002日(17.28秒)多いが5000年で1日の誤差でしかない。

「戦士の神殿」祭壇の周囲に「石柱」が並んでいる。祭壇の上には「チャックモール」があり生けにえの儀式が行われた。
 戦士の姿を浮き彫りにした「石柱」は全部で746本ある。
「ジャガーと鷲の台座」。この台座上で狂喜乱舞しながら心臓をえぐったのであろう。
 台座に「ジャガーが心臓を食べている」レリーフがあった。
 生にえの頭蓋骨を並べた「ツオンパントリ」の台座。このに後方の森に生にえを沈めた聖なる泉「セノーテ」がある。

 台座の側面に「多数の頭蓋骨」のレリーフ(浮彫)があった。
「エル・カスティージョ」のピラミッド。このピラミッドは高さ24mで4面に階段があるが現在は登れない。頂上の黒い窓の中に生にえの台座チャックモールが置いてある。
 赤シャツ着た人の位置にククルカン(蛇神)の頭部があり頂上まで階段の壁がつながっている。その壁に春分と秋分の日の一瞬に「ククルカンの降臨」の影が映し出されるそうだが何だかよく分からない?。

 ボールゲームの「球戯場」と「ジャガーの神殿(右)」。球戯の勝者は「生けにえ」になる。
「ジャガーの神殿」の中を観光客が大勢覗いていた。マヤ文明では勝者が生けにえになり「名誉」なこととされた。
 そこに置かれた「ジャガーの台座」。この上に「勝者の心臓」を供えたのであろう。メキシコ人は血に飢えた人種だったらしい。とても正気の沙汰とは思えない。
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