ルクソール Slide show
 ルクソールは紀元前2100年から750年まで宮殿都市であった。市域はナイル川によって分断されている。日が昇るナイル川の東岸には生を象徴するカルナック神殿やルクソール神殿などの建物がある。日が沈むナイル川西岸には死を象徴する王家の谷(ツタンカーメン王の墓)や王妃の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿、メムノンの巨石像などがある。06.3.28
「トドメス1世のオベリスク」には文字が彫刻されていた。これ以外に原型を保った塔は無かったので、多くは海外に持ち去られたのであろう。

「第2塔門」はラムセス2世の巨像が2体並んで建っていた。
 奥に進むと大列柱があり、その先に細長いトドメス1世の「オベリスク(石柱)」が見える。
 トトメス1世のオベリスクは高さは約20mある。
 そして第3、第4塔門と続き、「欧米人の観光客」が大勢詰めかけていた。
 
 更に奥の方は未修復の遺跡が沢山ある。作業員がクレーンで「修復工事」をしていた。

 ハンマーで叩きながら何かを「修復」している作業員がいた。
 日没に「ルクソール神殿」を観光する。ライトアップされた神殿は、日差しの強い日中より更に荘厳に見える。

 夕食時にドレスアップした美人の「現地ガイドさん」と記念撮影する。うちらは着の身着のまま。
 翌日「王谷の谷」に出発、有名なツタンカーメンの墓を見学する。その他の王の墓は全て盗掘され、壁画だけが残っていた。
 奇跡的に盗掘を免れた「ツタンカーメンの墓」は看板の右側奥にある。ツタンカーメンのミイラは現在もここに埋葬されている。内部に入れるが撮影禁止である。

 途中壊れたような「住宅」が並んだ土産店にトイレ休憩で立ち寄った。
 
 そこの「子供」にリンゴとお菓子を上げたら、喜んで写真を撮らせてくれた。
 古代エジプト唯一人の女性ファラオ、ハトシェプストが造営した葬祭殿を見学する。参道の「土産店」は欧米人で賑わっていた。

「ハトシェプスト女王葬祭殿」は神々が宿っているかの様な、絶壁を背にして建っている。
 
 地元の人に葬祭殿をバックに「集合写真」を撮ってもらう。

 葬祭殿には「ご当地の女性」らしい観光客も大勢いた。
 賢そうな「学生さん」と並んで記念撮影する。
 当日は丁度「日蝕日」であった。指で小さな穴を作ると、うさぎの目のような三日月形をした日蝕の太陽が地面に写った。
 アメンヘテプ3世葬祭殿があった場所の入口にある「メムノンの巨石像」を見学する。歴代ファラオは余程巨像好きだったのだろう。
 巨大な遺跡を余り沢山見過ぎたので、蒼き雄大な「ナイルの流れ」が何物よりも美く感じられた。
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