アブ・シンベル神殿 Slide show
 アブ・シンベル神殿はラムセス2世が建造した岩窟神殿である。大神殿は太陽神ラーを、小神殿はハトホル女神を祭神としている。アスワン・ハイ・ダムの建設計画により、水没の危機にあったが、ユネスコによって国際的な救済活動が行われた。1946年から4000万ドル(45億円)の費用と4年の年月をかけ1036個のブロックに分解し上方へ60m移動しナセル湖の丘陵に移築した。06.3.27
 空港の壁に美しい「タイルの壁画」が描かれている。
 壁の向こうにエジプト航空のマーク、天空の神「ホルス神」の尾翼が覗いていた。
 日差しが強いので「日傘」をさして涼しい木陰まで急いで移動する。黒い服を着た警官が警備していた。

「大神殿」の正面にはラムセス2世の巨像が4体並んび、中央に小さな入口がある。内部にはラムセス2世にまつわる壁画が描かれていた。
「小神殿」はラムセス2世の愛妻ネフェルタリ王妃のため造られたもので、2体のネフェルタリ像と4体のラムセス像が立っている。内部にはそれにまつわる像が置かれていた。
「2つの神殿」は太陽神ラーとハトホル女神に守られ灼熱の丘陵に並んで建っていた。向こう側が大神殿、手前が小神殿である。
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