マチュピチュ Slide show
 マチュピチュ遺跡はウルバンバ渓谷の山間、標高2280mの断崖絶壁の尾根にあり、16世紀にインカ帝国が滅ぶまで何千人もの人々がここで自給自足しながら住んでいた。そしてある時突然無人化し誰にも知られず400年後の1911年にアメリカの考古学者ハイラム・ビンガムに依って発見され世界に紹介された。最近の調査でここは神殿跡地だったのではないかと言われているが多くの謎は未だに解明されていない。道程はウルバンバのホテルからバスに30分位乗りオリャンタイタンポ駅に着く。そこから高原列車ビスタードームに乗り込む。往きは列車進行左側が渓谷沿いで眺めが良い。乗車1時間30分でアグアス・カリエンテス駅に到着する。更にバスに乗り換え30分位山道を上れば目的地マチュピチュに着く。帰りは来たときと同じようにバスで下山しアグアス・カリエンテス駅から高原列車ビスタードームに乗車する。そして3時間でボロイ駅に到着しバスに乗り換え1時間で宿泊地クスコに到着する。05.5.3

 いよいよツアー最大のハイライト「マチュピチュ遺跡」の観光。絶好の写真撮影日和で神様に感謝しながらバスを降りる。入り口から20分登れば眼下に全容が広がる「見張り小屋」に着く。この世界遺産は別名「空中都市」と呼ばれ地上の建造物とは思えないオーラー放ち圧巻である。後方にある尖った山の「ワイナピチュ山」は時間不足で登れなくて残念…。右手前の木立の前にあるU字形の石組みが「太陽の神殿」である。

 高原列車「ビスタードーム」車内で添乗員さんと記念撮影。
 マチュピチュ遺跡の「入り口」を通る。
 遺跡内はトイレが無いので入り口の「有料トイレ」で用を足す。

 入口から10分位登ると写真で見たのと同じ光景が目に入る。
 謎めいた伝説など「ガイドの話」を聞いたが熱弁が長過ぎて細部を見学できなかった。
 大空を舞うコンドルの勇壮な姿を期待していたのだが聞けば添乗員さんも全く見たことがないそうだ。ハガキ用に「記念撮影」した。

 マチュピチュ観光「記念写真」を撮った。
 谷底に向かって延びる「段々畑」が尾根の両側にある。ここの畑でジャガイモ、トウモロコシ、ユカ、キノア、コカなどアンデス原産の農作物を栽培し自給自足していた。

 谷底には「川」が流れている。
 山側にも「段々畑」がある。
「マチュピチュの住居跡」。三角の石組みの上に木を渡して屋根にしていた。

 昔の水路に今でも水が流れ「野生の山羊」がノンビリ草を食べていた。
「ミイラの石棺」など全てがクスコと同じ石造り。棺のサイズが添乗員さんにピッタリ合っていた。

 165センチの棺があったからインカ人は「背が低かった」のだろう。
 太陽の神殿の下にある「陵墓」。奥の壁の凹んだ2つ穴はミイラの石棺で階段は祭壇とされている。
 王の「水洗トイレ」で穴の下に水路がある。
 三時間で呆気なく終わってしまい「記念撮影」して後ろ髪を引かれる思いで下山した。

 昼食の「記念撮影」。
 帰りの「車窓」から前方を眺める。
 線路脇に「渓流」が流れていた。
 遠くに雪を頂いた「アンデスの山並」が望めた。

 帰りの車内ではアルパカのアパレル即売アトラクションが開かれる。イケメンと美人の車掌がモデルに変身して「ファッションショー」を披露、乗客からの声援と歓声で飛ぶように商品が売れていた。左側に立っている人はアルパカの化身かな…。
「添乗員さん」もファッションショーに飛び入り。ヤンヤの喝采を博していた。
 高原列車を降りてバスに乗り換え、今宵の宿クスコに向かう。途中の土産店でTシャツと民族衣装のマントを買った。休憩所で生まれて初めて見る南十字星に感激、だが四つの星で一組とは知らなかった。それに劣らず「クスコの夜景」も美しかった。
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