ナスカの地上絵 Slide show
 紀元100〜800年頃に栄えたナスカ文化の人々が広大な砂漠に描いた地上絵である。1936年に上空を飛行中の飛行機が発見した。これらの図形は高度299m以上でないと見ることができないので、ナスカ人は気球による飛行技術があったと推測されている。絵が描かれた目的は未だ不明だが近年衛星写真により更に大規模な地上絵が発見されている。05.5.1
 サンパウロ空港からリマ空港に向かう。途中に「チチカカ湖」が見えた。 
 この湖は「ペルー南部とボリビア西部」にまたがる淡水湖で汽船が航行する世界最高所の大きな湖である。
 ペルーの「リマ空港」に到着。空港にはお出迎えの人が大勢いた。

 我々は待合室には入らずチャーターした双発のプロペラ機に乗り換え「イカ飛行場へ出発する」。

 イカ上空で着陸準備に「脚」が下がって来た。
 プロペラ機は「イカ飛行場」に無事到着。
 我々の乗って来た双発の「プロペラ機」がリマとイカ間を運行している。
 ここは滑走路や待合室が小さく管制塔も木造で昔の映画で見る「ローカルな飛行場」である。

「セスナ機」が飛行準備していた。
 いよいよセスナ機に「乗って」地上絵観覧に出発。

「添乗員さん」が手を振って見送ってくれた。
 10人乗りの「機内」は綺麗である。
 上空から眺める「イカ周辺」は砂漠地帯である。
 イグアスと違い緑がほとんど無く、見渡す限り「茶色の山脈」と砂地が広がっていた。
 その中を「パンアメリカハイウエイ」が砂漠の彼方まで続き、トラックの走る姿が豆粒の様に見えた。ほとんど雨が降らない、この様な過酷な地方にも人が住んでいるのに驚く。

 やがて「灰色の広い丘」が見え来る。
 上空で機体を大きく傾けながら旋回。パイロットの「イヌ、イヌ、ハネノシタ」の機内放送で主翼の下を見ると「犬の地上絵」があった。

「宇宙人の地上絵」。左右の席が同じに眺められるように何度も旋回し地上絵を全て観覧させてくれる。
「コンドルの地上絵」。なかには目を凝らして見ても良く分からないのが沢山あって慌てる。
「ハチドリの地上絵」写真は無理と言われたが、当てずっぽうにシャッターを押した割には良く撮れていた。
 
 ハイウエイが地上絵を横切って走っていた「世界遺産台無し」と言う感じだ。往復一時間弱の飛行だが観覧で酔う人もいるらしい。
 イカ飛行場の待合い室の裏庭に大きな「コンドル」が一羽飼われていた。年寄りで気むずかしそうな顔をしている。ここ以外で本物を見ることが無かったから貴重な一羽なのだろう。
 コンドルに噛まれないよう係り員が口ばしを押さえて「記念撮影」した。
「コンドルとツーショット」して再びリマ空港に戻る。
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