台 湾
 成田11.8.8 (3.5H) 桃園8.8 台中 台南 高雄8.9 台東 花蓮8.10 タロコ列車九ふん 台北(1)8.11 台北(2) (3.5H) 成田8.12
 (**H)は空路  赤字は観光地  青地は出発宿泊帰着日
 人口は約2300万人、呼称(こしょう)は台湾人で、そのほとんどが中国から来た漢族と台湾原住民との混血である。面積は日本の九州ほどの広さであり、オランダ、中国、日本の統治時代を経て第二次大戦後、反共を掲げた蒋介石がここに中華民国政府を樹立した。中国(中華人民共和国)が台湾は中国の一部であることを主張しているため、日本は台湾を正式な国として承認をしていないが、民間での交流は活発に行われ半導体等の電子部品は台湾からの輸入が最も多い。台湾は中国(中華人民共和国)と係争中と言われれるが、経済面では関係が深く貿易金額も年々大きくなっている。土産店などに中国からの若い観光客が大勢いて言語も中国語で反目しているようには感じられなかった。台湾は親日国とされるが尖閣諸島領有権をめぐり台湾首相が「日本と開戦も排除しない」と発言しているので、もし日本と中国がこの問題で紛争を起せば、政治家の思惑絡みで中国に組することもありうる。韓国も竹島奪還で漁夫の利を得ようするから、威嚇の意味でも自衛隊と日米同盟は必要である。中国沿岸から数キロしか離れていない台湾領の金門島は要塞化しているそうだ。日本の与那国島は台湾の間近(110Km)にあり、最近ここに自衛隊が配備されたのも当然の成り行きであり,むしろ遅かりしと言える。中国に政治的な配慮をして台湾には米軍基地がない。だが自主防衛をアピールするように、台南の上空には戦闘機の飛び交う姿が見られ緊張感があった。台北以外の都市に高層ビル街は少なくベトナムやカンボジアに似て南国特有の雰囲気で、若者がバイクに乗って大勢走りまわっていた。軽工業のIT産業は盛んだが、多額な投資を必要とする重工業は日本などの外資系が頼りで国の底力は感じられなかった。台湾高速鉄道は当初ドイツ、フランス製を用いる予定であったが、耐震性に勝る日本製が見直され導入された。アジア諸国は総じて豊かさのみを追い求めて奔走し、見た目には派手だが底力は感じられない。日本のお上は衆愚政治で全く当てにならないが、ワイドショー化したマスコミに翻弄されないよう、各人が古来からの伝統を守り「寝食を忘れて」働けば中国に脅かされたり、ギリシャのような憂き目に会うことはないであろう。渡航日11.8.8~8.12 5日間。
日月澤 文武廟(台北)
蓮池澤 龍虎塔(高雄)
台東の親子
三仙台(台東)
北回帰線標塔(台東)
タロコ渓谷(花蓮)
阿妹茶楼(九ふん)
故宮博物院(台北)
101展望台夜景(台北)
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