アメリカの面積は日本の約25倍、人口は3倍である。主な宗教はキリスト教で、信仰の自由を憲法が保障している。軍事大国だが兵役は志願制である。1人当りのGDPは世界第10位と経済大国の割には低位で、失業率も10%と高い。略史は1776年、独立宣言。⇒1783年、英国が独立を承認。⇒1787年、合衆国憲法制定。⇒1789年、初代大統領ワシントンの選出・就任。⇒2009年、オバマ第44代大統領就任である。世界のリーダー、アメリカとは如何なる国かに興味を持ち、東海岸の主要都市を周遊した。TVのアクションドラマで視る、常にパトカーがサイレンを鳴らし、走り回っているようなことはない。そして、チベットのような人々の叫びは全く感じられず、秩序正く無機質な感じのする国であった。観光はシカゴ、ボストン、ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンの順で周遊した。シカゴは映画「アンタッチャブル」で、エリオットネスとアルカポネが、死闘を繰り広げたとされる所だが、当然ながら現在は高層ビルの立ち並ぶ平穏な街である。ボストンには世界一優秀なハーバード大学があり、そこで四人の孫にロゴ入りのTシャツを買った。その土産を貰った娘たちは大笑いしていた。ニューヨークでは、猿の惑星で衝撃的なラストシーンに登場する、「自由の女神像」を船上から眺めた。巨大な像を予想していたが意外に小さく見えた。セレブに超人気なアメリカ屈指のブランドストリート、五番街も歩いたが庶民には猫に小判であった。フィラデルフィアは合衆国誕生の地であり、そこの牧師さんらしき人に、孫へのサインをもらった。親バカから孫バカに変わったようである。ワシントンでは、国会議事堂、ホワイトハウス、国防省ペンタゴンを眺めた。ペンタゴンは目立たない造りだったから、地下シェルターがあるのであろう。スミソニアン航空宇宙博物館に、旧日本軍のゼロ戦が展示してあった。ワシントンのスーパーマーケットで、時差ぼけに有効で抗ガン作用もあるとされる「メラトニン」を買い込んだ。安価だったので効かなくて元々と思ってたが案の定で、日本で処方される睡眠薬の方が遥かによく効く。庶民にお勧めな見所はシカゴ、ボストン、メトロポリタンのアメリカ三大美術館で、セレブ向けはブランドストリートの五番街である。渡航日10.8.10~8.17 8日間。
|
|