ト ル コ
 成田07.5.10 (10.5H) ⇒モスクワ⇒ (3H) ⇒イスタンブール5.10 トロイ ⇒アイワルク5.11 ベルガマ エフェソス パムッカレ5.12 コンヤ カッパドキア5.13 アンカラ(車中泊)5.14 イスタンブール5.15 (3H) ⇒モスクワ⇒ (9.5H) ⇒成田5.17
(**H)は空路  赤字は観光地  青地は出発宿泊帰着日
 トルコはヨーロッパとアジアの両大陸に領土をまたげる国(アジア側はアナトリアと呼ばれる)で、東西文明の交差点に位置し、古くから文明の十字路とも呼ばれている。アジアからはシルクロードの終点にあたり、ヨーロッパからはオリエント(東洋)への始まりの国である。面積は日本の約2倍、人口は約7000万人の共和制国家で宗教は99%がイスラム教徒である。近年のトルコはヨーロッパにおける主要な観光地とて、夏冬を通したリゾートの開発が急速に進み、地中海での海水浴、ウル山のスキー、パムッカレの温泉保養など多様な楽しみ方が可能になった。更にエキゾチックな文化、長い歴史、美しい自然などを求め世界中からの観光客が訪れている。経済においては農業が重要な役割を果たし、主要作物は小麦、米、綿、タバコ、ヘーゼルナッツ、果実である。また羊毛製品は世界有数の特産地であり、グッチ、エルメスなどのOEMも多数手がけている。EU加盟はイスラム教国トルコの悲願であったが、加盟国のデメリットが表面化するにつれ、最近ではその願望が薄らいでいるそうだ。現地ガイドさんは日本に留学経験のある人で、休憩中は絶えず辞書を開き、お世辞と思うが次ぎに生まれる時は日本が良いと話していた。トルコ人はヨーロッパ人から差別され、能力があってもそれを十分活かし切れないらしい。トルコに付いては「飛んでイスタンブール」と「カッパドキア」位の知識しか無かったが周遊を続ける内にトルコがローマ帝国とも関わる古い歴史を持ち、親日的で温厚なイスラム国家なのを知った。特産品店では毛皮のコート、トルコ石などが蜃気楼の様にマダムの心を怪しく掻き立て、大挙してトルコ経済に貢献していた。トルコ料理は世界三大料理として名高いが味は甘口のお好み次第である。だが遊牧民の流れを継ぐトルコのヨーグルトとチーズは絶品だった。往路はモスクワ経由で乗り継ぎ時間が長くイスタンブールのホテル到着まで成田から丸24時間を要した。トルコ旅行するなら料金は高いがイスタンブールまでの直行便を絶対にお勧めする。帰路は乗り継ぎ時間が短かく楽であった。ハードスケジュールではあったが40名近いメンバー全員が添乗員さんに引率され無事観光を終え帰国した。ボスポラス海峡から眺めるイスタンブールの街並みはスパイ映画のシーンに登場するようにエキゾチックで正に「真昼の蜃気楼」のようであった。渡航日07.5.10~5.17 8日間
トロイの木馬
(トロイ)
ケルスス図書館
(エフェソス)
鍾乳石の棚田
(パムッカレ)
ウチヒサール
(カッパドキア)
ブルーモスク
(イスタンブール)
アヤソフィヤ
(イスタンブール)
ゼルベの谷
(カッパドキア)
ギョレメ博物館
(カッパドキア)
ボスポラス海峡
(イスタンブール)
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