 正式州名はハワイ州、８つの主要なハワイアン諸島からなり総人口は約120万人である。州都のあるオワフ島の広さは東京都の3/4位でホノルル(州都)には約87万人が在住している。台湾と同じ緯度にあり亜熱帯地域に属し州花は黄色のハイビスカスである。リゾートビーチで名高いワイキキ(ホノルル)の通年気温は20℃～30℃で晴天日が多く、湿気の少ない快適な気候である。ハワイ諸島の誕生は数百万年前に海底火山の爆発によって誕生した。ハワイに最初に定住した人々は８世紀頃に渡来したポリネシア人だといわれ、その後タヒチなどの人々が移住した。1778年にキャプテン・クックが島を発見する。1795年にカメハメハ大王の統治によるハワイ王国が成立し、その後アメリカの重要な砂糖供給地として経済的発展をとげた。明治時代(1868年)には日本からもハワイへの移民が行われサトウキビ産業の労働力となった。1897年のクーデターでハワイ王朝は崩壊しハワイ共和国が誕生した。そして1959年にアメリカ50番目の州になった。ハワイ経済の主力は観光で2004年には450万人の観光客が訪れている。ホノルルに到着し成田で着ていた冬服を夏服に着替える。蒸し暑さは無くカラリとしていた。紫外線の強そうなワイキキビーチやホテルのプールサイドでは白人が日光浴しながら大勢寝そべっていた。日本人と思しき人々は寝る間も厭わず、朝から晩まで町中の往来や土産店、島巡りツアーなどに大勢繰り出していた。ハワイは全て日本語でＯＫと言われるが、そんなことは無く、ホテルのカウンターや町中のレストランでは英語しか通じなかった。だから全く話せないと食事もままならないと言うこともありうる。全て日本語で会話できるのは日本の旅行会社店舗内くらいである。ここの人はトンチンカンな単語で話かけても陽気に答えてくれるから落ち込む心配は無い。ハワイの医療費は超高額で入院費用は１日30万円する。現地の人は１週間に20時間以上働くと医療保険が着くが、それでも入院費は１日３万円するそうだ。不測の事態に備えて海外旅行保険に入るのをお勧めする。同伴の高齢者が別行動中に足を怪我したが保険会社の対応が良く何とか無事に帰国できた。その後、旅行話をしなくなったから懲（こ）りたのだろう。…なので怪我や病気に心配のある高齢者や幼児を安易に連れ出すのはお勧めできない。渡航日06.12.23～12.29 7日間
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