アンコールワット
成田06.5.10 (6H) ⇒ホーチミン⇒ (1H) シェリムアップ アンコールトム アンコールワット バンテアイ・スレイ アンコール遺跡群 ロリュオス遺跡 チョンクニア(トレサップ湖) 5.11~5.13 (1H) ⇒ホーチミン⇒ (5H) ⇒成田5.14
(**H)は空路  赤字は観光地  青地は出発宿泊帰着日
 カンボジアは東南アジア最大のみずうみトレンサップ湖を有する水資源豊かな農業国である。面積は日本の1/2弱、人口は東京都と同じ1299万人で国民の80%は米、シルク、ゴムなどを収穫し生計を立ている。国土に山岳は無く低い丘が点在するだけの広大な平野と森林が広がっている。トレンサップ湖は乾期(11月上旬~5月中旬)でも琵琶湖の3倍の広さがあり雨期(5月下旬~10月下旬)にはメコン川からの水が大量に流れ込み9倍もの広さになる。そして肥沃で2~3期作の収穫ができる。台風や地震が無いので通年気温36~40度にも達する猛暑を除けば多く点で自然環境に恵まれた国である。しかし30年間に渡る内戦で多くの優れた人材を失い、その影響もあって良い教育者が不足し義務教育は施行されていない。更に人口の3%が地雷の犠牲で身障者となっている。不幸な歴史が続いたカンボジアだが近年世界遺産で一躍有名になったアンコールワットのあるシェムリアップ州では観光ラッシュの経済復興に沸いる。道路は整備され沿道には新築や建設中のホテルが沢山並んでいた。そして景観を損なわないよう配慮され2~3階建の風情ある外観で施工されている。町に制服を着た警官の姿は見受けられなかったが日中の治安は問題ない。土産店の数は何処の国とも同じであるが他国と異なるのは子供の売り子が大勢いることである。早期に教育の義務化を施行し小児労働が改善され将来への人材が育つように祈りたい。カンボジアの人々は仏教徒国らしく温厚で訪れたれた平和から経済復興へと向けた明るさを感じた。多くの遺跡は紛れもない偉大な世界遺産であり東洋文化が持つ安らぎと落ち着きを持っている。しかし、この時期の日中気温は37~38度もあり汗だくの観光でカメラの調子が悪くなる程の猛暑には閉口した。そのため観光は正午から午後2時半までホテルで休憩し午後に涼しくなるのを待ってから再開する。地元民の労働時間も同様なのだそうだ。ベストシーズンは12月、1月、2月と言われているが雨期の8月にも観光客が増えるそうである。帽子などの日除け対策と下着の着替えを沢山持って行くことをお勧めする。ご当地の女性がスリムなのは、この気候と豊富な野菜食が関係していると思うのでダイエットしたい御仁には最適な国である。シェムリアップ空港の出国荷物検査は厳しく小石などを鞄に入れて持ち帰ろうとすれば直ちに発見され没収される。悪質に見られるとただでは済まないかも知れないので土産品や持ち物には十分な注意が必要である。今回は現地集散ツアーで飛行機の乗り継ぎに神経を使ったが言葉が喋れなくとも何とか無事に帰って来れた。アンコールワットへの観光客数は一位が韓国、次いで日本、中国、欧米の順となっている。距離的にも近く手軽に行けるのでお勧めの世界遺産観光地である。渡航日06.5.10~5.14 5日間
プノンバケン山の僧侶
(シェムリアップ)
笑顔
(シェムリアップ)
アプサラダンス
(シェムリアップ)
四面塔
(アンコールトム)
クメールの微笑
(アンコールトム)
ヒンズー教寺院
(アンコールワット
タ・ブロム寺院
(アンコール遺跡群)
タ・ケウ
(アンコール遺跡群)
子供たち
(ロリュオス遺跡)
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