インド・ネパール
 成田05.11.6 (10H) デリー 11.7 ジャイプール11.7 アグラ ⇒デリー11.8 (5H) カトマンズ 11.9 チトワン国立公園 11.10 ポカラ11.11~11.12 (1.5H) カトマンズ11.13 (5H) デリー 11.14 (11.5H) ⇒成田11.15
  (**H)は空路  赤字は観光地  青地は出発宿泊帰着日
 インドの人口は日本の8倍、面積は9倍である。インドは国民の80%以上がヒンズー教徒で占められ、次にイスラム、ジャイナとなっている。カースト制度は大まかに四階層で分かれていて、我々観光客の目にも尋常でない貧富の格差が感じられる。特に地方に貧しい人々が集まっている。観光地間を移動するツアーバスからの眺めは、極貧と思われる大勢の人々で道路は溢れかえり、日本では廃車同然の雑多な車が猛スピードで走り回り、牛馬は言うに及ばずラクダまでも往来していて日本人の感覚では危険極まりないと思われる状態であった。高度成長国と言われながら人口の1/3は貧困層で一日1ドル以下で生活している。観光地のアグラ駅ではホームレスや物乞いが大勢たむろし、薄暗い照明と相まって不気味な雰囲気であった。踊るマハラジャとマザーテレサの世界が現存していて、到底住み易い国とは思えない悲惨な国と言うのが実感である。しかし日本人もインドにのめり込む人がいるそうだから別の地域を回ればまた違った見方があるのかも知れない。故に「混沌とカオスの国」と言われるのであろう。ネパールの人口は日本の1/5、面積は北海道の2倍である。ヒマヤラを望むネパールは宗教もカーストもインドと似ているが、教育に力を入れていて国民は義務教育を受けられる。農業を主として自給自足している人が多い為か、貧富の格差は余り感じられず悲惨さは少ない。しかし大凡豊かな国には見えないし人々は生活をしているというよりは、それなりに生きていると言うのが実感であった。通貨価値はインドに比べ約2/3と低いのだがノンビリしていて庶民の暮らしはインドより益しに感じられる。チベットに近いので中国系の人も多い。カースト制度とヒンズー教の関係は分からないが、特権階級を維持する為の悲惨な制度と言わざるを得ない。今回のツアーは観光と言うよりは冒険に近いものがあったが、この歳でインドとネパールの実状を垣間見れたし、素晴らしい好天に恵まれてヒマラヤやエベレストが眺望でき最高であった。渡航日05.11.6~11.15 11日間
コブラ使い
(ジャイプール)
タージマハル
(アグラ)
インドの女性
(アグラ)
スワヤンブナート
(カトマンズ)
ネパールの親子
(ポカラ)
マチャプチャレ
(ポカラ
ダルバール広場
(カトマンズ)
クリシュナ寺院
(カトマンズ)
エベレスト
(カトマンズ)
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